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実際の修理の事例です。

修理に大切な4つの回復。

車体整備(事故車修理)の四大原則、
「機能と構造の回復」
「強度と耐久性の回復」
「安全性の回復」
「美観の回復」
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ご確認ください。
2013.05/01
ニッサン スカイライン(V36)

 [ 日産スカイライン 前部損傷修理事例 ]

日産 スカイライン V36

ボディカラー:ブリリアントシルバー(K23)

作業前(前)

作業前(上)

 車対車の事故で、恐らく相手車の右側面に衝突した結果生じた変形が確認できます。

写真で見て分かる通りボディが右方向に振れています。

思わずこの変形を顔真似しちゃいます。

 

分解1

 

IMG_5631

サイドメンバ(フレーム)が右方向に折れています。写真は右サイドメンバを横から撮影。

IMG_5630

サイドメンバの左側を上から撮影。こちらも右方向に折れています。

分解してみると改めてすごく変形しているのが分かります。

はてさて元通りに直るのでしょうか。

測定機

 フレーム測定機 『 BLACKHAWK 』にマウント(修正機に固定)した後、

最新鋭のフレーム測定器『 ULTRA-S 』にてフレームの変形量を測定します。

 次に『 ULTRA-S 』の測定結果からボディに及んだダメージを読み解き、骨格の修正方法を考えます。

修正1

修正2 

上の写真で左右のサイドメンバー(フレーム)を横に結ぶバーが確認できるかと思います。この部品は普段はバンパーの裏側にあって見えませんが、リインホースと呼ばれる事故時の衝撃吸収や強度を保つ部品の一つです。

この部品は今回の事故で変形し、取り替える部品ですが、こういった取り替える部品を利用して、ボディ全体を元の位置まで戻す工程をアライニング(粗だし)といいます。

自動車を構成する部品一つ一つには役割や意味があり、現在の乗用車に採用されているモノコックボディ(※)は薄くて硬い多くの鋼板を張り合わしたり、部品同士を溶接やボルト等により連結したりして構成されているので、全ての部品が繋がっています。(※詳しくは「 衝突安全ボディ 」ページにて)

全ての部品が繋がっているということは、事故によるダメージは一見では分からないところまでないところまで波及しているということです。

このアライニング工程で、どこまで元の位置にまで全ての部品を近けることが出来るのかが、最終的な車体整備の品質に大きく影響の出る重要な作業工程であり、技術者の経験とセンスの問われる非常に難易度の高い技術を必要とする作業工程でもあります。

 

アライニング作業が完了すると、今度はそれぞれの部品を直していきます。

修正3

修正4

修正5

掲載写真は一部ですが、ボディを形成する部品一つ一つに様々な工法、用法、方法で最適なアプローチをしていきます。

内板取替1

内板取替2

内板取替(完成)

内板取替4

内板取替3

新しい部品を幾度となく取り付けたり、取り外したりしながら事故の前の状態に戻していきます。

内板取替2

粗方、骨格修正作業は完了です。

様々なボディ寸法をチェックして問題なければ、この辺で初めて溶接(溶着)していきます。

溶接が終わると次に内板骨格部品の塗装作業です。

内板塗装中4 内板塗装中3 内板塗装中2 内板塗装1

下地作業完了↑。

内板塗装完成1 内板塗装完成2 内板塗装完成3 内板塗装完成4

内板骨格部品塗装完了。 

内板骨格部品は同系色ではありますが外装部品の色とはまったく異なります。

内板骨格の塗装では色を着けるだけではなく、シーリング(防水)、アンダーコート(防錆・防水・ボディ保護)、チッピング(防錆・ボディ保護)、プライマー(防錆)等たくさんの下地作業があり、外板部品にはない内板骨格だけの塗装の仕方もあるんです。

下の写真はサイドメンバ(フレーム)左側の修理工程です。

左メンバ(横)1

アライニングの後、サイドメンバの前部や外側を切開してサイドメンバの内側の変形を板金。

左メンバ(横)2

左メンバ(横)3

内側の防錆処理&塗装を済ませ、サイドメンバ外側の部品を溶着した後、サイドメンバの先端部やフロントフェンダが取りつく部品を溶着し、内板骨格の前部を形成していきます。

左メンバ(横)4

防錆、防水といった様々な下地処理を施した後、内板骨格部品の塗装をしていきます。

左メンバ(横)5

写真では一見分かりませんが、この塗装までの工程では様々な拘りのある仕事が施されています。

例えばシーリング材の塗布の仕方。

シーリングの塗布の仕方一つで事故歴が容易に分かってしまいます。このシーリングは新車の製造工程でロボットが塗布した場合と製造工場の作業員が手作業で塗布した場合とではその仕上がりはまったく違います。このそれぞれのシーリングの塗布状態に近づけています。

また、塗装では数種類の異なった色の塗装を施しています。

今回の内板骨格塗装は鈑金担当者が塗装を施しました。

内板骨格によく触れ、よく観ている、鈑金部の技術者の方が内板骨格塗装は上手いです。餅屋は餅屋ですね。

このように当社では「機能と構造」「強度と耐久性」「安全性」を回復させながら、修理の跡が分からないように普段は見えないところも 「美観」を回復させています。

内板骨格作業を進めながら、内板骨格作業の目処が立つと、外板塗装を同時に進めます。

 ボンネット(前)

ボンネット(サフ)

ボンネット(塗装)

ボンネット。サフェーサ後↑、塗装↓。

右フェンダ(サフ) 

フロントフェンダ右。 サフェーサ後↑、塗装↓。

右フェンダ(塗装)

左フェンダ(サフ)

フロントフェンダ左。サフェーサ後↑、塗装↓。

左フェンダ(塗装)

 左右のドアを取り外し後、分解した後、ぼかし塗装。

左ドア(塗装) 右ドア(塗装)

このボディに取りつけた状態で塗装しない工法では、それぞれのパネルにアプローチするスプレーガンの動きが重要で、これが上手にいっていないと色が変わってしまいます。

塗装技術者の腕の見せ所です。

 

サスメンバ

アライメント

今回の修理では左右のサイドメンバーが大きく変形したことで、サイドメンバに取り付いている左右のサスペンションが取り付くベースとなる、サスペンションメンバにまで事故によるダメージが及んでいました。

この部品を取り替えた後、四輪アライメントテスタ『 ARAGO ULTRA(アラゴ ウルトラ) 』にてタイヤ四輪を正確な角度に調整して試乗を繰り返してベストな状態に戻します。

 

で・・・・

完成です。

スカイライン完成(上)

スカイライン完成(正面)

完成(左)

完成(右)

各パネルのチリ(立付け)もきれいに出ています。

塗装の色艶もいい感じです。

今回の修理代は 技術料334,954円 部品・材料代1,142,569円 ナンバー再交付代13,320円 合計 1,490,843円 

お預かり期間は部品の欠品期間もあって1ヶ月近く預かりましたが、整備期間は11日間 でした。

※150万円近い修理代ですが、その内訳を見ていただくと分かるように、そのほとんどが部品代。部品は非常に高額ですので 「 車両保険 」の加入をお勧めします。しかし、車両保険に加入すれば当然 保険料は高くなります。車両保険への加入が難しく、車両保険に未加入で万が一のことがあった場合には 「 ECOパーツ 」 を使用することで、修理代の多くを占める部品代を安くすることができるので、修理代を大きく引き下げることができます。

 

P1090094

 

 

参考までに 劇的 BEFORE → AFTER 。

作業前(前)スカイライン完成(正面)

作業前(上)スカイライン完成(上)

 まあなんてことでしょう 😯

 

 

― iwatabankin information ―

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