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2013.10/26
ニッサン ティーダ(C11)

   [ ニッサン ティーダ 後部損傷修理事例 ]

平成21年式 ニッサン ティーダ(C11)

ボディーカラー:ブリリアントシルバー(K23)/メタリック

追突されてしまった事故による損傷です。

後ろ

斜め左

斜右

CIMG6240

 CIMG6241

後部でもやや左よりに追突されていて、相手が事故時に咄嗟にハンドルを切ってぶつかったという事が分かります。

CIMG6245

CIMG6246

後部だけでは衝撃を吸収しきれなかったため、左側のリヤフェンダが変形して、左のリヤドアに干渉しています。

リヤバンパーを外してみると・・・

P1110708

P1110709

リヤアッパパネル(バックパネル)が押し込まれているのが確認出来ます。

では、早速、車体整備をしていきます。

まずは、車体を固定します。

これを「マウント」といいます。ちなみに固定を解除することを「ディスマウント」するといいます。

当社のフレーム修正機『 BLACKHAWK(ブラックホーク) 』の場合、マウントする際にステップ部を四箇所しっかりと固定(これを四点固定といいます)する必要があるのですが、現在の自動車の車体構造は前後の衝撃を左右のステップ部に逃がし、衝撃を緩和する構造になっているため、事故によりステップに変形が確認できた場合には、変形しているステップ部の固定具を外し、ステップの変形を基準値に戻してから四点固定して、車体を直していきます。

今回は後部の押し込まれた変形を大きな力を掛けて引き出す必要があったので、ステップの四点固定に前方二点の固定箇所をプラスしました。

P1120086

マウントし終えると車体の寸法を 最新鋭フレーム測定器『 ULTRA-S 』により計測します。

P1120091

計測結果を元にして、アライニングを開始します。

※車両が受けているダメージを想像しながら、取り替える部品を直ぐには取り外さず、取り替える部品が元の位置にまで戻ってくる様に測定と修正を繰り返していきます。これを「アライニング(粗出し)」といいます。アライニングする際、修正する部位の順番、引き加減、引き方等、様々なアプローチをして直していきます。

P1120100

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P1120109

 「クランプ」と呼ばれる引き具にチェーンを掛けて修正機で引き出すのですが、このクランプを噛みつかせるポイントも早く正確な整備をするうえで重要なポイントです。

上の写真では取り替えるバックパネルの一部を切開して、直接内側の内板部品を引き出しています。

車体全体の寸法がほぼ基準値に収まると、それぞれの部品を個別に直していきます。

まずは、リヤアッパパネルを取り外します。

P1120179

P1120182

P1120186

アライニングでは戻しきれなかったリヤフェンダ右側の変形を直します。

次にリヤフロア修理ですが、その前にリヤフェンダの左側の外側のパネルを取り外します。これは、内板骨格修理をする上で、内板骨格部品に各種工具が直接アプローチできるようにするためと、モノコックボディはパネルの重なりあいで強度を出しているので、直すために不要な強度を下げるために行う工程です。

P1120241

P1120240

P1120243

ココで、チョットした技術の紹介です。

リヤフロアは左右のリヤフレームの上に乗っかって溶着された構造になっています。

今回の事故で 左側のリヤフレームが大きく変形したために、左側のリヤフレームに溶着されたリヤフロアの左側がアライニングだけではキレイには戻りませんでした。

そこで、リヤのフロアを一部切開して左側のリヤフレームを内側から直接板金する事でリヤフレームを修理しました。

P1120192

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フレームの修正が完了すると切開したリヤフロアの一部を改めて溶接してもとに戻します。

内板骨格部品の修理が終わると、外板部品を取り付けていきます。

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P1120246

 立付けを確認して、鈑金が完成です。

ここから、塗装作業に入ります。

まずは、内板塗装から。写真はリヤアッパパネルの右側を内側から撮影したものです。

DSCN7403

まずは防水シーリング。内側(室内)に水が入るのを防止します。

DSCN7416

防錆処理&内板色塗装一色目。

DSCN7441

分かり難いですが、内板塗装二色目。外側の色をパラパラと吹きかけます。

普段は見えないところも事故前の状態に忠実に再現します。

 

ここから、外板塗装となります。

右リヤフェンダのピラー部の変形を板金して、塗装前の下処理作業を行います。

この下処理は鋼板をプライマーにより防錆→パテによる形成を数回→サフェーサによる防錆処理を行います。

DSCN7468

パテ形成完了。

DSCN7470

サフェーサによる防錆処理。

次に、リヤフェンダ左側やリヤアッパパネルの溶着箇所の下処理作業。

DSCN7488

DSCN7489

パテ形成完成。

DSCN7492

DSCN7497

サフェーサによる防錆処理。

 

そして、外板部品の塗装作業です。

今回はリヤフェンダの内側部分を先に塗装しました。

DSCN7608

最高級イタリア製塗装ブース『 SAIMA(サイマ) 』内にて塗装です。

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バックドア。

DSCN7519

DSCN7546

右リヤフェンダ。

DSCN7525

DSCN7542

左リヤフェンダ。

DSCN7528  DSCN7544  リヤアッパパネル。

塗装後、磨き作業をして、部品を組み付けて完成です。

P1120424

部品

後

斜左

IMG_0668

斜右

IMG_0669

 

今回の修理代は 技術料326,319円 部品・材料代308,753円ナンバー再交付代13,370円

合計648,442円 となりました。整備期間は7日間 でした。

担当者 フロント/土屋・鈑金/薬師寺・塗装/椎野・仕上/福本

 

― iwatabankin information ―

「函南町・三島市・熱海市・伊東市・伊豆の国市・伊豆市・沼津市・清水町 にお住まいの方で事故による愛車のキズ凹み(へこみ)板金塗装修理は是非(セカンドオピニオンとしてでも構いませんので)岩田鈑金にお気軽にご相談下さい。お問い合わせメールに画像を添付していただき、車検証に記載されている型式指定番号・類別区分番号、ボディーに貼り付けてあるコーションプレートから(貼り付け位置が分からなければお問い合わせ下さい)カラー番号の情報をお伝えいただければより詳細なお見積りが可能です。(お客様のお名前、車台番号は不要です)」