喜ばざる状況だから修理後には喜んで頂きたい。
繊細な感覚とテクニックでスペシャリストが対応します。
実際の修理の事例です。
[ ホンダ フィット 正面修理事例 ]
平成26年式 ホンダ フィットハイブリット(GK3)
ボディーカラー:プレミアムホワイトパール(NH624P)
単独自損事故による正面の損害です。
フロントナンバープレート、フロントバンパー、フロントグリル、ボンネットに損傷が確認できます。
では、早速車体整備の開始です。
フロントバンパーを分解して、内板骨格部位への損傷を確認します。
幸い、内板部位には大きな損傷は確認できず、ヘッドランプ、ボンネットロック取り付け部が若干変形していたので簡単な修正程度で済みました。
部品を取り替える他には、ボンネットの先端部の変形を板金塗装修理するだけで済みそうです。
まずは、ボンネット外側の凹みを板金。
なるべく、変形した鋼板を平らになるように板金により凸凹を無くします。
薄っすらパテを塗布して乾燥させた後、サンドペーパーで研磨して平らに形成します。
鋼板の変形は見た目では小さな変形に見えても実は薄っすらと広い範囲で変形していることがあります。
今回は内側の変形もあるので、こちらも板金します。
防錆、防水材を塗装。
ボンネットの内側の色を二種類『 調色 』して内側っぽく塗装します。
次に、ボンネットの外側も防錆処理した後、最高級塗装ブース『SAIMA(サイマ)』内で塗装します。
ボンネットの外側の板金工程の説明通り、ボンネットの先端部の変形だけに見えた損傷は実はこれだけ広い範囲(グレーの色の防錆処理を施した範囲)で変形していました。
上塗り塗装完了。
良い、色艶ですね。
で、フロントバンパー(塗装済/35,424円)とフロントグリル(14,040円)を取り替えて・・・
完成です。
今回の修理代は 技術料86,281円 部品・材料代61,333円 ナンバー再交付13,680 合計161,294円となりました。
整備期間は3日間 でした。
担当者 フロント/武本・鈑金/福本・塗装/松浦・川口