喜ばざる状況だから修理後には喜んで頂きたい。
繊細な感覚とテクニックでスペシャリストが対応します。
実際の修理の事例です。
[ ホンダ N-BOX 後方部損傷修理事例 ]
平成(年式)年式 ホンダ エヌボックス カスタム(JF1)
ボディーカラー:クリスタルブラックパール(NH731P)
後退中の接触事故による損傷修理事例です。
テールゲートの Customマーク付近を上から下までぶつかっています。
リヤバンパーフェイスの右側も押し込まれ、取り付け部が変形しています。
テールランプの右側(新品参考価格16,700円)も割れてしまいました。
では、車体整備の開始です。
リヤバンパーフェイスを外します。
!?
損傷のあったリヤバンパーフェースの裏側にあるリヤパネルがこんなに変形しています。
これだけ変形していると水漏れや異音など不具合が出るかもしれませんね。
このリヤパネルの変形を鈑金で直していきます。
まずは押し込まれた部品全体を元の位置に戻します。
変形した部品全体が基準値まで戻ると、今度は一つ一つの部品を 一番効果的な道具を選んであの手この手で直していきます。
防水効果のあるシーリング(下の写真で白く見える部分)を塗布します。
いい加減に塗布しているようですが、新車に塗布されているように再現しています。
防錆材であるサフェーサを塗装。
上塗り塗装。
この時、内板っぽく艶を出し過ぎないようにマット(艶消し)な感じで塗装します。
時にはパラパラと塗装したり、数種類の違った色を塗装したりします。
内板骨格修理を終え、新品バックドア(色無/新品参考価格44,064円)の塗装です。
塗装したバックドアをボディに取り付け、バックドアガラスを貼り付けて、新品リヤバンパー(塗装済/新品参考価格33,048円)を取り付けます。
で、完成です。
色艶、立付と綺麗に仕上がっています。
今回の修理代は 技術料108,335円 部品・材料代138,467円 合計246,802円 となりました。
整備期間は5日間 でした。
担当者 フロント/山田・鈑金/福本・塗装/椎野