喜ばざる状況だから修理後には喜んで頂きたい。
繊細な感覚とテクニックでスペシャリストが対応します。
実際の修理の事例です。
[ ホンダ N-ONE 後方損傷修理事例 ]
平成24年式 ホンダ エヌワン(JG1)
ボディーカラー:プレミアムホワイトパール(NH624P)
追突事故によるバックドア&リヤバンパ交換した場合の事例紹介。
バックドアに凹みが確認できます。
分かり易く赤マルで印を付けてみます。
寄ってみます。
バックドアにできた凹みのそれぞれのプレス部が折れたことで、手の平大に弾性変形しています。よくありそうな損傷です。
このプレスされたラインをしっかりと鈑金により再生することで、鋼板に張りが戻り、手の平大の弾性変形した範囲はほぼ元に戻ります。この程度の損傷でしたら車体整備屋さんなら簡単に直せちゃいます。
今回はお客様のご要望でバックドアの交換を選択しました。
この事例で「バックドアを交換するといくら位かなぁ~」と疑問に思っているお客様にお役にたてれば嬉しいです。
では、作業開始。
まずは、リヤバンパーを外して、内板骨格部位の損傷を確認します。
幸いにも内板骨格部位には損傷はありませんでした。
バックドアの新品パネルをイタリア製最高級塗装ブース『 SAIMA(サイマ) 』内で塗装します。
今回はバックドアの裏と表を一緒に塗装します。
※は3コートホワイトパールなので、まずは白を塗装。
次にパール(キラキラ)を塗装。
最後にクリアー塗装と、3工程で3種類の塗料を塗装します。
現在、主流となった2コート塗装はキラキラ入り若しくはキラキラ無しの色、次に次にクリアーという2工程で塗装します。
3コートは「色」と「キラキラ」を別々に塗装する1工程が多い分、お値段も高めです。
で、新しい塗装済みのリヤバンパーを取り付けて完成です。
その前にバックドアのガラスは接着剤で取り付いているので、取り替えたバックドアから剥がし、付け替える作業が必要です。接着剤の乾燥時間は半日から1日必要です。現在、バックドアのある車両の殆どがバックドアガラスは接着方式となっています。
車体整備作業の概要ですが、
リヤバンパ取替(新品参考価格塗装済み30,600円+交換技術料)、
バックドア取替(新品参考価格39,600円+塗装代円+交換技術料)
バックドアガラス脱着(脱着技術料+材料代)
+その他費用となり、
今回の修理代は 技術料60,653円 部品・材料代120,900円 合計181,553円 となりました。
整備期間は3日間 でした。
担当者 フロント/山田・鈑金/薬師寺・塗装/松浦
修理代の内訳をご覧いただいてお分かりの通り、部品代が料金の多くを含んでいますよね?保険の料率改定で、保険を使用するかしないかを悩まれるお客様が増えています。車体整備工場なら「新品部品交換」の他に、「ECOパーツ(中古部品や社外新品部品)を使用」した車体整備で修理代を安価にできます。仕上がりも決して悪く無いです。その他に「部品交換では無く修理」「応急修理」など、お客様のご要望に合わせた様々な修理提案から修理選択が可能です。お値引きにも相談にのってくれちゃうかも。是非、事故車修理で悩まれた時には一度、「鈑金」「塗装」の文字が看板に上がっている車体整備工場のご利用を検討してみて下さいね。