喜ばざる状況だから修理後には喜んで頂きたい。
繊細な感覚とテクニックでスペシャリストが対応します。
実際の修理の事例です。
[ ティーダ 左後方修理事例 ]
年式 平成18年 ニッサン ティーダ(JC1)
カラー:サファイアブラック(B20)/2コートパール
左後方の損傷です。
リヤバンパーも押し込まれ変形しています。
今回の損傷では幸いにもバックパネルの変形は確認できませんでした。
バックドアが大きく凹んでいます。
交換でしょうか?
交換しちゃう板金屋さんもあるかも。
でも、今回は板金しちゃいます。
※新車時の部品の防錆処理は非常に優れていて、部品の交換を余議なくされる損傷の場合でも、新品の部品ではなく、リサイクル部品を使用した方が、新車時と同等の防錆品質を保持しているのでお勧めしています。一方的にぶつけられた事故の場合、よく「なんでも新品に交換して!」とおっしゃるお客様がいらっしゃいます。お気持ちは良く分かりますが、新品に交換する前に「直す」、直せなかったら「リサイクル部品を使用」する選択も修理品質を優先したり、いつか愛車を手放す時の査定を考慮したりする場合は効果が高い場合があります。
塗装を剥いでドリ&ハンマーで板金します。
ほぼ元の形に戻りました。
時間を掛ければ、ドリ&ハンマーを使った『ハンマリング』により、小さな凹みまで無くし、パテを塗布しない工法も可能ですが、今回は予算との関係で、新技術・新工法の『パネルテンショナー』を塗布して、凹みを平らにします。
現在はパテの性能も上がり、間違いのない工法でパテ作業を施工すれば、「パテ痩せ」「ペーパー目」と言った修理跡が分ってしまうトラブルは減りました。
しかし、実際には数ヶ月という期間を経ないと修理跡が出ないこともあるので、パテの使用はなるべく最小にした方がいいのは間違いありません。
そこで、パテの代わりとなる『パネルテンショナー』は「痩せない」「防錆」「防水」といった大きな特徴があり、これまで交換を余儀なくされた高張力鋼板を使用した部品の損傷も直す事が出来るようになりました。
パテをうっすら塗布して、この上にサフェーサ(防錆防水材)をスプレーガンにより塗布します。
サフェーサを研磨した後、最高級塗装ブース「 SAIMA(サイマ) 」内で塗装します。
良い色艶です。
リヤバンパーは日産さんで色付きのバンパーが販売されているので、今回は新品バンパー(35,856円)に交換しました。
で、完成。
まあ、なんて事でしょう。
あれだけ凹んでいた損傷がウソのようです。
今回の修理代は 技術料70,168円 部品・材料代52,132円
合計122,300円 となりました。整備期間は4日間 でした。
担当者 フロント/山田・鈑金/福本・塗装/川口
― iwatabankin information ―
「函南町・三島市・熱海市・伊東市・伊豆の国市・伊豆市・沼津市・清水町 にお住まいの方で事故による愛車のキズ凹み(へこみ)板金塗装修理は是非(セカンドオピニオンとしてでも構いませんので)岩田鈑金にお気軽にご相談下さい。お問い合わせメールに画像を添付していただき、車検証に記載されている型式指定番号・類別区分番号、ボディーに貼り付けてあるコーションプレートから(貼り付け位置が分からなければお問い合わせ下さい)カラー番号の情報をお伝えいただければより詳細なお見積りが可能です。(お客様のお名前、車台番号は不要です)」