喜ばざる状況だから修理後には喜んで頂きたい。
繊細な感覚とテクニックでスペシャリストが対応します。
実際の修理の事例です。
[ トヨタ アクア 左側面修理事例 ]
平成24年式 TOYOTA AQUA(NHP10)
ボディーカラー:スーパーレッドV(3P0/S)
左側面の損傷修理事例です。
クォーターパネル(リヤフェンダ)切れています。
では、車体整備の開始。
クォーターパネルの内側、ホイールハウス。
こちらもデコボコに変形したように見えます。
でも、これは新車製造時に1枚の鋼板をプレスした時にできる特徴的な皺(しわ)で、元々こんな形をしています。
とはいえ、まったく影響が無かったわけでは無かったので、外側に取り付くクォーターパネルとの合わせ面は軽く修正しておきます。
クォーターパネルを付けたり外したりを繰り返して合わせて、部品同士の「立付」を調整します。
グレーのパネルが新品パネルです。
立付調整ができたら、クォーターパネルを溶接により溶着させます。
クォーターパネルを溶接により溶着が完了すると、防錆・防音・防振を役割とする「アンダーコート」の塗布や防水のための「シーリング」を施工。
買取業者さんが下取査定をする時に、「シーリング」や「アンダーコート」の状態は、修理しているかどうかを観るポイントの一つです。
塗装前の準備を終え、いよいよ最高級塗装ブース 『 SAIMA(サイマ)』 内で上塗り塗装をしていきます。
今回、板金したリヤドア。
赤い色は低隠蔽性といって、そのまま塗装しても色が透けてしまいます。
そこで、上塗りする色が染まり易くなる様に1色下地塗装を施工します。
下地塗装をして・・・
上塗り塗装。
その他の部品も同じように塗装。
リヤバンパー。
ロッカーパネル(サイドステップ)部。
リヤフェンダー部。
損傷の無かったフィラー(ガソリン)キャップも色が変わってしまうので塗装。
Before and After
スーパーレッドが眩しいですね 😆
今回の修理代は 技術料135,335円 部品・材料代51,484円 合計186,819円となりました。
整備期間は5日間 でした。
担当者 フロント/武本・鈑金/渡立・塗装/松浦