喜ばざる状況だから修理後には喜んで頂きたい。
繊細な感覚とテクニックでスペシャリストが対応します。
実際の修理の事例です。
[トヨタ アクア 側面事故修理事例]
平成24年式 トヨタ アクア(NHP10)
ボディーカラー:シルバーメタリック(1F7)
車両の側面を電柱にぶつけた損傷です。
左側のフロントドアのドアミラーがぶつかった後、車体本体はフロントドアのアウターハンドルの下からぶつかり始めています。
走行していた際、少しづつ左に寄りながらぶつかったのが想像できます。
事故の際、どのようにぶつかったのかは、技術者が修理をする上で 「直し方] のヒントとなるので大切な情報となります。
リヤドアの左側は大きく凹んで変形しています。
また、リヤドアを開けてみるとステップ(ロッカアウタパネル)の内側まで変形していました。
ぶつかった相手(電柱)がここまで押し込まれたということです。
今回の修理は、フロントドア鈑金修理、リヤドア取替、ステップ鈑金 といった内容となりました。
作業前の損傷写真では小さく見えたフロントドアの凹みも塗装前の最終的な下処理の範囲(フロントドアの灰色になっている面積)を見ていただくと分かる通り、広範囲で変形してたのが分かります。
これは最近の自動車に使用している鋼板の特徴でもあり、パッと見はなんでもない変形に見えても、プロの方に見てもらうと広く薄らと全体が変形していて鈑金が難しく、取替を余儀なくされるケースもあります。
ここで当社の拘りの一つのご案内。
左フロントピラー(フロントガラス左横のサッシ部)までの塗装です。
これは、
リヤドアの取替をする上でサッシ部(開閉するドアガラスの周り)も塗装しなければならないドアの形状で、塗装した際にルーフサイドとの色の違いを無くすため。
ルーフサイドとリヤドアのサッシ部同様、リヤドアに隣接するリヤフェンダ(リヤタイヤの上のパネル)との色の違いを無くすため。
そして、塗装のボカシ際(ぎわ)が出ない様にするため。 等の理由からこの塗装範囲を選択しました。
特に最後の理由は、お車も新しく長くお乗りになる事を考えての選択です。
塗装する範囲をパネルの途中で切って(ボカシて)しまうと、数カ月から数年後にその塗装のボカシ際がはっきりと分かるようになってしまいます。
これを防止するために、塗装工程で最後に塗装する塗料を切り際の良い範囲(リヤフェンダ→ルーフサイド→フロントピラー)まで塗装します。
こういったパネルの途中でボカさない塗装工法を 「ブロック塗装」 といいます。
塗装の仕上がりを良くするために分解した部品や取り替えた古いリヤドアに取り付いていた損傷の確認できなかった部品を組み替えて完成です。
キレイに仕上がりました。
青い空に負けず、シルバーメタリックが眩しいです。
今回の修理代は 技術料123,952円 部品・材料代89,230円 合計213,182円 となりました。
お預かり期間は部品の欠品期間もあって1ヶ月近く預かりましたが、整備期間は4日間 でした。
― iwatabankin information ―
「函南町・三島市・熱海市・伊東市・伊豆の国市・伊豆市・沼津市・清水町 にお住まいの方で事故による愛車のキズ凹み(へこみ)板金塗装修理は是非(セカンドオピニオンとしてでも構いませんので)岩田鈑金にお気軽にご相談下さい。お問い合わせメールに画像を添付していただき、車検証に記載されている型式指定番号・類別区分番号、ボディーに貼り付けてあるコーションプレートから(貼り付け位置が分からなければお問い合わせ下さい)カラー番号の情報をお伝えいただければより詳細なお見積りが可能です。(お客様のお名前、車台番号は不要です)」