喜ばざる状況だから修理後には喜んで頂きたい。
繊細な感覚とテクニックでスペシャリストが対応します。
実際の修理の事例です。
[トヨタ アクア 側面事故修理事例]
平成24年式 トヨタ アクア(NHP10)
ボディーカラー:シルバーメタリック(1F7)
よくぶつけてしまう左リヤドア→左リヤフェンダの損傷です。
自動車保険の料率改定から保険を使用しないで修理するお客様のご要望が増え、リサイクル部品の需要が増えています。
実は左リヤドアは自損事故(自分がぶつけた事故)による損傷が多く、相手が賠償する必要が無いモノの場合、自費による修理を希望する可能性が高く、品薄だったり、右のリヤドアに比べ、(左と右のドアを同時に取り替える事故って余り無いので比べる機会もないかもしれませんが・・・)ちょこっと高かったりします。
こちら(↓)の損傷の相手はよくあるブロック。
プロが観ると相手が何かだいたい分かっちゃいます。モノは何かとかヒトとか・・・
結構深いキズ凹みです。
最近の車は燃費向上の為、ボンネットやフェンダ、ドアのような外板(がいはん)パネルと呼ばれる車体を覆っているパネルを形成している鋼板の素材を変えたり、薄くしたりすることで軽量化しています。
素材の変化や鋼板が薄くなる事で従来の鈑金工法が非常に難しくなっており、この程度の損傷でも部品の取り替えを選択する整備工場もあります。
ただ、部品の取り替えは高額です。
(参考までに、リヤドアの新品価格は33,700円。これを組み替える技術料と塗装代が加算されるとドアの取り替えだけで10万円近くなります)
相手がいなければ保険を使用するのも勿体ない。
保険を使用するか保険会社に相談すれば、その修理代なら保険を使用しない方がいいと言われ・・・
結局、相談する先も無く、ぶつかったまま乗っているカーオーナーを多く見かけるようになりました。
そんな時には町の板金屋さんに相談して下さい。
新品部品への取り替えは勿論、
ECOパーツ(リサイクル部品)の検索、
部品の取り替えでは無く鈑金修理。
様々な提案を親切にしていただけるはずです。
一見、派手に見える損傷でも相手の車の塗料がこちらの車に付いただけで、プロが磨いて同じ色を筆で軽く塗れば、ほとんど分からなくなり、修理代も数千円で済む場合もあります。
ちょっと脱線しましたので修理事例に戻ります。
今回損傷でホイールにもキズがあります(↓)。
アルミホイールの新品参考価格30,800円。
今回は、部品を取り替えずに全てを修理します。
ドアを鈑金により鋼板を形成した後、(BSパネルテンショナー)→パテ→サフェーサで塗装工程に入ります。
下の写真はドアを開けた時に見えるリヤフェンダの一部。
外側の見える部分だけでなくこの階段のような形の場所が変形した場合はこの形を形成するのは大変な作業です。
こちらは、内側だけ先に塗装しました。
次に、ホイール。
キズをパテにより埋め、形を形成します。
本来は、ホイールと同じ素材のアルミでキズを埋め、形成しますが、今回は予算ありきでこの工法を。
そして、塗装。
最高級イタリア製塗装ブース『 SAIMA(サイマ) 』内で外板を塗装します。
今回のリヤドアへの塗装は、リヤドアを分解せず、マスキングによる塗装を選択しました。
これだけでも5~6千円も修理代が安価となります。
で、完成です。
ホイールもキレイに仕上がってます。
今回の修理代は 技術料94,820円 部品・材料代8,440円 合計103,260円 となりました。
整備期間は3日間 でした。
― iwatabankin information ―
「函南町・三島市・熱海市・伊東市・伊豆の国市・伊豆市・沼津市・清水町 にお住まいの方で事故による愛車のキズ凹み(へこみ)板金塗装修理は是非(セカンドオピニオンとしてでも構いませんので)岩田鈑金にお気軽にご相談下さい。お問い合わせメールに画像を添付していただき、車検証に記載されている型式指定番号・類別区分番号、ボディーに貼り付けてあるコーションプレートから(貼り付け位置が分からなければお問い合わせ下さい)カラー番号の情報をお伝えいただければより詳細なお見積りが可能です。(お客様のお名前、車台番号は不要です)」