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実際の修理の事例です。

修理に大切な4つの回復。

車体整備(事故車修理)の四大原則、
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「強度と耐久性の回復」
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2013.09/13
トヨタ ピクシス(S211U)

[ トヨタ ピクシス 前部損傷事例 ]

平成24年式 トヨタ ピクシス(S211U)

※ダイハツ(ハイゼットトラック)→トヨタ OEM車両

ボディーカラー:ブライトシルバーメタリック(S28)

追突事故による前損傷事故車両です。

作業前 正面

作業前 斜め

作業前 横

正面の右前がぶつかった損害です。

フロント部で吸収しきれなかった衝撃が右のフロントドアまで大きく波及しています。

右のフロントタイヤまで変形した車体が干渉しています。

IMG_1406

IMG_1407

運転席の足元にまで事故による衝撃の影響で大きな変形が確認できます。

アクセルペダルが踏み込めず、自力走行できない状態です。

では、さっそく車体整備を始めます。

まずは『アライニング』※

※車両が受けているダメージを想像しながら、取り替える部品を直ぐには取り外さず、取り替える部品が元の位置にまで戻ってくる様に測定と修正を繰り返していきます。これを「アライニング(粗出し)」といいます。アライニングする際、修正する部位の順番、引き加減、引き方等、様々なアプローチをして直していきます。

このアライニング作業では寸法復元の他にも目的があります。

それは、この車両の場合、フロントパネルを取り替えることになります。このフロントパネルを取り替える前に車室内の付属品を取り外しておく必要があります。

当然、車体が変形していない状態なら取り外せる付属品も、事故をして車体が歪んだことで付属品を取り付けているボルトやクリップを取り外すために使用する工具をアプローチする隙間が無くなってしまいます。

この工具をアプローチする隙間をつくるのもアライニング作業の目的の一つです。

P1110327

P1110326

様々な角度からアプローチします。

P1110369

アライニング作業を終えて、これからの作業に必要な車室内の付属品が外せました。

 

ここで一工夫のひとコマ。

修正 後

P1110346

 アライニング作業やこれから内販骨格部位の修正作業をする際に、車両を前に引いた場合に車両が前に進まない様に車両を固定していると事です。

右のテールランプを外して、その奥に見えるフレームを固定具で直接固定しています。

 

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P1110408

P1110744

変形したフロントパネルを取り外しました。

一般的にはなかなか見ない車両の状態ですね。

P1110410

フロア(運転席の足元→フロントホイールハウス)と右フロントドアの取り付いている右フロントピラーが後退しているのが確認できます。

P1110411

右フレームの先端の変形です。

直撃はしていないようですが、右フレームを介して車両全体が左に振れている可能性があります。

P1110448

今回は、フロアの取り替えせず、新品部品や残る部品を何度も修正部位に合わせて板金修正作業をしていきます。

右サイドメンバーの修正も必要だったので施工しています。

右フロントピラーは活かせる部品は残しました。

これは、内板骨格部位は新車時の強度、剛性を活かせるところは残したいという考えからです。内板骨格部品の構造は外側パネル、内側パネル、その間に強度を高めるためのパネルが挟まれています。美観のための要素が高い外側は取り替えても、機能を重視する内側の部品はなるべく残すのが、一般的な骨格修理の方法となります。

内板骨格部位を取り替える場合に切り継いで溶着させる際に、それぞれの部品をオフセット(ずらす)すのですが、これも車体の強度や剛性を考えての事です。

内板骨格部位の修理は、それを直す設備の他にエンジニアの技術、知識、経験を必要とする、非常に難易度の高い作業となります。

 

あっという間に(?)内板骨格部位の作業を終え、ここから塗装作業です。

まずは、普段は見えない内側から塗装します。

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上の(↑)写真はフロントパネルの内側で、見えなくなるところもキレイに塗装します。

ここで防錆処理や防水処理を施します。

下の写真ではあれだけ変形していたフロアが板金修理により、薄らと仕上げパテで形成するまでに仕上げられているのが分かります。

DSCN5996

フロアを防錆処理した後、塗装をして「アスファルトシート」を張り付けます。

このアスファルトシートの主な役割は防音で、機能はもちろんですが、この切り方や貼り付け方だけでも修理品質の良し悪しが判断される箇所なのでエンジニアの腕の見せ所となります。

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同じ色を塗装する場合でも、工程ごとに手間を掛けて何度かに分けて塗装します。

 

次は外板塗装です。

軽トラックだって、当社は最高級塗装ブース 『 SAIMA(サイマ) 』内で塗装します。

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表面の防錆処理や防水処理を終え、塗装の切り際がなるべくないように「ブロック塗装」にて塗装しました。

 

そして、このあと、乾燥→磨き→部品組付を行って完成です。

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完成 正面

完成 斜め

IMG_0008 

今回の修理代は 技術料291,459円 部品・材料代307,955円 ナンバー再交付代13,320円

合計612,734円 となりました。整備期間は約7日程 でした。

担当者 フロント/山田高宏・鈑金/薬師寺 実・塗装/松浦雅樹

 

― iwatabankin information ―

「函南町・三島市・熱海市・伊東市・伊豆の国市・伊豆市・沼津市・清水町 にお住まいの方で事故による愛車のキズ凹み(へこみ)板金塗装修理は是非(セカンドオピニオンとしてでも構いませんので)岩田鈑金にお気軽にご相談下さい。お問い合わせメールに画像を添付していただき、車検証に記載されている型式指定番号・類別区分番号、ボディーに貼り付けてあるコーションプレートから(貼り付け位置が分からなければお問い合わせ下さい)カラー番号の情報をお伝えいただければより詳細なお見積りが可能です。(お客様のお名前、車台番号は不要です)」