今月の初めに数年前に修理させていただいたお車が別の事故で再入庫しました。

当社では以前修理させていただいた修理個所の品質チェックを行います。

いつも通り、チェックしてみると・・・

あっ！！

塗装の修理跡が確認できました・・・

数年経てばしょうがないと言えばしょうがない・・・

でも、当社では妥協しない。

お客様へすぐにその症状が起きている原因をご説明して、やり直しの許可をいただき、再修理させていただきました。

しかし、これで終わってはならない。

そう、反省　→　改善　です。

塗装部の責任者が修理跡が出ない対策、修理工法の見直しをして、研修資料や道具を用意してBPエンジニア+BPフロント全員を対象に研修を実施します。

社内だけで実施された手作り感満載の研修でしたが、ベテランから新人まで基本を見直したり、ベテランが各工程での修理のコツやポイントを教えたりと非常に充実した意義のある研修だったと思います。

修理させていただく担当者がベテランでも新人でも、担当したスタッフがすでに辞めていても、当社から買っていただいた『 修理 』という商品である限り、修理を終えた後も当社では守らなければならない修理品質の水準があります。

エンジニア一人ひとりが常に慢心することなく、貪欲な姿勢で涙や汗、時には血を流し、長い年月を掛けなければ身に付かない技術。

持って生まれた才能がなければ、到達できない境地もある世界。

そういった世界（業界）だからこそ、技術といった性格の教育は諦められがちです。

でも、当社は諦めない。

ベテランエンジニアの命は人間だからいつかは尽きます。

でも技術の継承が出来れば、そのベテランエンジニアが一生を掛けて身に付けた技術は未来永劫後輩の中で生き続けます。

40数年続いてきた技術の継承。

そして、これからは、それを活かしつつ時代のニーズに柔軟にマッチできる新たな技術。

新旧のエンジニア達が今の時代が求めるお客様のニーズを中心として話し合えた当社にとっては歴史的瞬間だった・・・とは言い過ぎかな？

でも、こういった社内研修はこれから積極的に実施していきたいものです。

―　iwatabankin　information　―

「函南町・三島市・熱海市・伊東市・伊豆の国市・伊豆市・沼津市・清水町　にお住まいの方で愛車のキズや凹み（へこみ）の板金塗装修理はもちろん、車検、点検、新車販売、中古車販売、用品販売など自動車の事なら何でもお気軽にお問い合わせ下さい。